世界最悪の猫と呼ばれている「パーディタ」という猫がいます。
動物保護施設の紹介いわく、
「病気なのかと思ったらただの嫌な奴だった」
とのことでした(笑)
「世界最悪の猫」
パーディタちゃん
彼女が嫌いなもの「ピンク色、子猫(元気が良すぎる)、犬、人間の子ども、ディクシー・チックス(訳注:女性3人組のバンド)、ディズニー映画、クリスマス、ハグ」らしい笑笑 pic.twitter.com/uByr1LX8Mu
— 鈴木健市 天下布武 (@kenichi_usagi) February 4, 2020
猫というのは気難しく、本当に気まぐれ手つかみどころがない生き物です。
だからこそ何か様子がおかしいと病気などを疑ってしまいますよね~。
パーディタもそんな感じで施設の方たちを困らせていたんでしょうね!
そういうところも可愛らしい…。
めでたくカップルが里親になってくれたとのことで、今後は「ノエル」という名前になるんだそうです。
これから一般家庭で幸せになってほしいですね!
ですがそんなパーディタですが、なぜ最悪と呼ばれてしまったのでしょうか?
嫌いなものが多すぎるし、気難しすぎることから「世界最悪」と言われてしまっているようです。
ここではそんなパーディタについて、
- 最悪と呼ばれている原因から理由を推測
してみました!
パーディタが嫌っている原因から考えられる理由
パーディタは現在知られているだけでも、
- ピンク色
- 元気のよすぎる子猫
- 犬や子供
- ディクシー・チックス
- ディ〇ニー映画
- クリスマス
- ハグ
などがあるそうです。
ピンク色が嫌いな理由とは
猫には色が見えていない、というのが一般論ですね。
ですが最近は色の区別ができるとの研究結果も出ているようです。
判断できる色としては、「黄・青・緑」の三色と「紫外線の色」なんだそうです。
…紫外線の色って何色なんでしょう??
ですがここに赤色は含まれていません。
ピンク色は判断できないと思うのですが、なぜ嫌うのでしょうか?
猫の嫌いな色として多く挙げられるのは「黒色」だと言われています。
逆に赤色の場合、はっきりと見えていないと推測されているようです。
そのため赤い色のおもちゃへの反応が鈍いのだとか。
逆にパーディタにはそれが嫌なのかもしれません。
はっきり見えないからこそ何か“不信感“のようなものを感じているのかもしれません。
写真でのパーディタの印象は、ちょっと警戒心が強いように思えます。
過去にピンク色に関する何かにトラウマがあるのかもしれませんね。
ピンク色以外にも嫌いな色がある可能性もあるんですよね。。。
子猫や犬、子供が嫌いな理由とは?
これは十中八九ストレスでしょうね!
パーディタだけではなく、先住猫がいて子猫を後から引き取る家庭にはよくある話です。
パーディタは子猫どころか、犬や子供も嫌いなんだそうです。
考えられる理由としては、
- 犬に吠えられたり、子供や子猫に追い回された記憶がある
- 大きな音を立てたり暴れたりするので、うるさいと感じている
などがあるでしょう。
うちの猫も昔はこういう時期がありました。
“人には近づかない”、”子供が寄り付くと威嚇する”、”大きな音に対して常に警戒している”
こんな感じでした。
噛みつく引っ掻くの連続で、相当ストレスに弱かったんだと思います。
パーディタもこういうストレスを抱えていたのではないでしょうか。
子猫に至っては無邪気に近づいてくることもあるでしょう。
なので吐き気まで催してしまったりするんだと思います。。
ディクシー・チックスが嫌いな理由は?
ディクシー・チックスの音楽に猫の嫌いな要素があまりないように思われます。
猫の嫌う音として「低い音」や「大きな音」が挙げられます。
逆にギターの音や女性のちょっと高い声は好きなんですよね。
なのであり得るとすれば、メンバー中の誰かの見た目を嫌っている可能性があります。
パーディタは保護猫ということで、施設に入るまでは捨てられたりしたのではないでしょうか?
この場合、以前に飼い主がいた可能性も高いですよね。
虐待を受けていたかもしれません。
施設の保護猫から産まれた場合はこの推測はなくなりますが…。
そのためパーディタのトラウマとなり、メンバーの誰かそのトラウマの元凶の人物に似ているのかもしれません。
もしくはパーディタが以前暮らしていた家で、常にディクシー・チックスの音楽が流れていて
「この音楽が流れている間は嫌なことが起きる」
と記憶しているのかもしれません。
嫌な思い出がフラッシュバックしてしまうのかもしれませんね。
ディ〇ニー映画が苦手なのはなぜ?
映画のどこまでが苦手なのかはわかりませんが…。
ディ〇ニーは動物系の映画が多いです。
犬や子猫を嫌う理由から、動物全般には過剰に反応してしまうのかもしれませんね。
なので映画によってはそこまで嫌いという意思を示さないものもあるかもしれません。
嫌いなものの部分に「他の猫」とは言われていませんでした。
普通、他の猫と共同生活しているのであれば「成猫も苦手」と紹介されるはず。
それがないということは、成猫以外の動物などに嫌悪を抱いている可能性も考えられます。
なぜクリスマスが嫌いになった?
クリスマスといえば街中も家中もにぎやかになりますね。
考えられる理由としては、
- パーディタは人一倍うるさいのが苦手
- クリスマスの光景にトラウマがある
などが挙げられます。
パーディタの過去に何かあったのかは不明です。
ですがクリスマスの日や街中のきらびやかな光景を目の前に、嫌なことがあったのかもしれません。
クラッカーなどの大きな音を立てられたり、街中の音楽だったり、家の中での喧騒だったり。
もしかしたら前の家族に、クリスマスの準備などで構ってもらえなかったりしたのかもしれません。
クリスマスツリーにイタズラしたりして、こっぴどく叱られていたのかもしれません。
考えれば考えるほどキリがないんですよね。
クリスマス、という部分に限定するのなら
クリスマスツリーにイタズラしてこっぴどく叱られた
という説が濃厚そうですが、これが理由ならちょっとかわいいですよね~。
これが虐待にまで発展しちゃうと笑えないですが…。
猫って叱られても、都合の悪いことは忘れようとするので(笑)
なぜハグが嫌いなのか?
パーディタはめちゃくちゃ気難しい猫のようですね。
触られるのもあまり好きではないのかもしれません。
上の画像も背中を触られているようですが、顔がちょっと怖い気がします(笑)
パーディタとしては、
触ることは許してくれてもハグは別問題。
あの抱きしめられて包まれる感じが嫌だし窮屈!
なんて考えているのかもしれません。
こればかりは猫の性格なので仕方がないと思います(笑)
パーディタも、環境が変わって年を取ってきたらハグも許してくれるようになるかもしれません。
ちなみにうちの猫がこんな感じでした。
本格的にハグをさせてくれるようになったのは15歳を超えてからでしたね。
それでも腕から抜け出そうとしようとすることもあって、本当に気まぐれ対応でしたが。。。
この気難しさは猫の血筋などもあるのでしょうか?
一応シャムネコの血統も入っていて、それで
パーディタの気難しさは昔の生い立ちなども関係していそうですね。
血筋なども気になりますが、ハグを嫌う猫は一定数います。
こればかりはパーディタが嫌う部分としては珍しいことではないですね。
世界最悪の猫パーディタとは?原因から推測した理由についてまとめ
世界最悪の猫といわれたパーディタが嫌うものの原因から、推測される理由として
- ピンク色が嫌いな理由として考えられるのは、色として判別できないため不信感を抱いている?
- 子猫や犬、子供が嫌いな理由は大きな音を立てたり追い回されるのが嫌な可能性
- ディクシー・チックスが苦手なのはメンバーの誰かの見た目が苦手なのかも
- ディ〇ニー映画が苦手なのは動物全般が苦手な可能性があるから
- クリスマスが嫌いなのはクリスマスの喧騒や、クリスマスツリーにトラウマがありそう
- ハグが嫌いなのは抱きしめられる狭さへのストレスが理由
などが推測されます。
結論として最悪と言われてしまうのは、
とても手が掛かって嫌いなものが多く、予測できない猫
と認識されてしまってるからなのだと思います。
でも世の中には「病気だと思って病院に連れて行ったら猫がそっぽ向いていただけ」という話もありますし、個性的として捉えていいと思います(笑)
子供やハグが嫌いなのはたぶん猫自身の個性だとは思います。
猫は抱きしめられる狭さやうるさいのが嫌いですからね…。
でも世界最悪という言い方にはちょっと語弊がある気もしますね(笑)
とても気難しい子ですが、新しい家庭で幸せになってください!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
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