金曜ロードショーで再放送が決定されることの多い『魔女の宅急便』。
宮崎駿監督の代表的なアニメ作品として大変な人気を誇っていますね!
魅力的なキャラクターも多く、特にジジのグッズは今でも色々なところで見かけます。
そんな魔女の宅急便ですが、名前は出ていても姿は見せていない人物がいます。
その中の一人であるトンボのおばあちゃん。
要は祖母なのですが、作中ではトンボのセリフのみで出ているんですよね。
ここではそんなトンボのおばあちゃんについて、
トンボの台詞から考えられる祖母の正体
について考えてみました!
トンボの祖母では魔女か否か
コリコの町でキキさんが出会った少年トンボさんは飛行クラブのメンバーでメカ好き。初めてほうきで飛ぶ魔女・キキさんを見て興味津々ですが、彼のなれなれしさをキキさんはうっとうしく感じているようですね!#kinro #魔女の宅急便 pic.twitter.com/6rsSePaVcH
— アンク@金曜ロードSHOW!公式 (@kinro_ntv) January 5, 2018
「僕のばあちゃんみたいだ」というセリフについて
トンボの祖母について気になった点として、キキを警官から助け出した時の
「さすが魔女だな。僕のばあちゃんみたいだ」
というセリフ。
その後気分を悪くしたキキに逃げられてしまう場面ですね。
これを見るに、
トンボの祖母は魔女で、キキの姿と祖母を重ね合わせていた
と思ってしまいますよね。
「飛んでいるところを見たんだ。本当に箒で飛ぶんだねぇ」
というセリフから、祖母が魔女であれば飛んだのを見たことがない、ということはわかりますね。
だけど魔女ということを知っている可能性もあるということです。
トンボが魔女に対して異様に憧れているのも、祖母の影響もあるのかもしれませんね!
最初は
「トンボの祖母は魔女なのかな?」
と考えていましたが、その後のセリフでその可能性は低まりました。
「僕も魔女の家に生まれればよかった」というセリフ
キキとトンボが自転車に二人乗りした後の場面ですね。
自転車が飛行した後での二人の会話で、
「初めて空を飛んだ時、どんなだった?」
というトンボの問いから始まり、「覚えてないの、とても小さかったから」と返すキキ。
そこでトンボは、
「僕も魔女の家に生まれればよかった」
と言っていました。
ここから考えるに、
トンボは魔女の家の生まれではない=祖母も魔女の家の生まれではない
ということがわかりますね!
要は祖母は魔女ではなかったということ。
まぁもし祖母が本当は魔女だった場合、
祖母は魔女だが両親とは別居しており、その両親は魔女ではない
という可能性もあるにはあるのですが…。
ですがトンボの魔女へのあこがれ方を考えると、祖母が魔女であればそれに対して執着はするはず。
なので「魔女の祖母としての家系」を否定するようには見えないんですよね~。
それを考えると「祖母は魔女ではない」説が有力でしょうね!
矛盾とも考えられる2つのセリフについて
「魔女の宅急便」は、もともと角野○子さんの絵本が原作である。
映画公開の後も、絵本のほうは続編が描かれ続け、2009年に物語は完結を迎えた。
キキは22歳でトンボと結婚して双子のお母さんになったようだ。
★魔女の宅急便 pic.twitter.com/Y30jxIt06O— アニメの噂 (@animeno_) March 22, 2020
ではなぜトンボは、キキを見て「おばあちゃんみたいだ」と言ったのか。
これだけ聞いてると「トンボの祖母は魔女だった」と勘違いしてしまうのも仕方ないと思うんです。
実際私もものすごく勘違いしていました。
まずこのセリフを発した時の状況は、
- トンボが機転を利かせてキキを警察から助けた
- 助けたキキに、助けたのは自分で「箒を見せてほしい」などしつこくつきまとう
- この間トンボの友人と見られる少年にからかわれる
- しつこく箒を見せてほしいと頼むトンボにキキが怒る
- 「助けてといった覚えはない」「きちんと紹介もしていないのに女性に声を掛けるなんて失礼」と激怒
という場面で「さすが魔女だ、僕のばあちゃんみたいだ」というセリフが聞けます。
ここから察するに、キキの”魔女”という部分ではなく
キキの“気の強い部分”に対して言っていた
と考えて良いでしょう。
きっと気の強い祖母で、トンボ自身も頭が上がらなかったのでしょうね。
トンボ自身、空を飛ぶことに強い憧れを抱いていることは作中からよくわかります。
空を飛ぶための努力をしたり、「物心をつく頃には飛べるようになっていた」と話すキキを羨ましく思ったりする場面も多いです。
魔女の血筋で飛べるようになってると思ったら羨ましく思ってしまうのは必然ですよね~。
ですが無事にキキと結婚して子供は魔女の血筋を受け継げたようです。
トンボの祖母についてまとめ
ここではトンボの祖母について、
- 魔女ではないが気の強い女性であること
ということがわかりました!
キキが街に初めて降りた時、街の人達の反応は非常に淡泊なものでした。
魔女というものがそもそも存在していないと思われている節があるのかもしれません。
そんな中で魔女が初めて降りてきたら、魔女に興味津々なトンボにとっては関心を持ってしまうのは必然ですね。
そんな魔女に高く関心を持つようになったのも、
- 魔女は飛ぶことができることへのあこがれ
- 親や祖母から魔女について聞いていた
などの可能性もあるので、祖母や両親も魔女について関心があったのかも?
色々と気になる点はありますが、どちらにせよ魔女宅本編はいつ見ても楽しいですね!
今度の金ローが楽しみです!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
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