猫のおやつ「ちゃおちゅ~る」は今でも人気を博しています。
味も色々あり、まぐろ、鶏ささみ、黒毛和牛、ほたて貝柱など魚介類から肉類まで色々取り揃えています。
我が家の猫は黒毛和牛が大好きで、まぐろは食べてくれないことも多々ありましたね~。
そんなちゃおちゅ~るですが、
「好きすぎてチュールしか食べない…」
「ちゅーるが主食になってしまっているけど大丈夫?」
なんて心配している方もおられるのではないでしょうか?
あまりの美味しさに目覚めてしまった猫は止められないのです…。
ここではそんなちゅ~るについて、
- チュールしか食べない時の対策
- あげすぎるとやばすぎる理由
についてご紹介します!
猫がチュールしか食べない時の対策法
チュールは主食じゃない。
おやつなんです…。
ということで心を鬼にして対策することも大事です。
ドライフードに混ぜて少しずつ減らしていく
“気に入っているものを普通のご飯に混ぜて与える”というやり方です。
今までもらえていた美味しい物を突然取り上げて他のものを食べろというのは酷ですよね。
なので通常のご飯に少しずつ馴染ませて与えてみると効果的です。
ドライフードでなくてもウェットフードにも有効です。
ちゅーるが好まれる理由の1つとしては「香り」も含まれていると思われます。
なのでドライフードにかけても有効なんですよね!
老猫などドライフードが食べづらい猫の場合は、ドライフードを砕いてちゅーるを混ぜて与えてみてください。
実際に我が家の老猫はこうやってドライフードを与えていました。
ドライフードをあまり好まない猫の場合は工夫してあげる必要があります。
フードの上からちゅーるを掛けるだけでは、ちゅーるだけ舐めとられてしまう可能性も高いです。
なのでできるだけフードと混ぜて馴染んだ状態で与えるようにすると効果的ですよ!
慣れてきたら混ぜるちゅーるの量を少しずつ減らしていけば、ちゅーるなしで食べてくれる日が来るかもしれません。
ちゅーるを数日与えないようにする
荒療治になりますが、数日ちゅーるを与えないようにするのもひとつの手です。
ちょっと酷かもしれませんが与えないようにする間でも、
- 今まで与えていたご飯を変えてみる
- ウェットフードをカリカリに混ぜてみる
などをして、ご飯を食べてもらう工夫をすることも大事です。
猫って突然フードを食べなくなることがあるんです。
今まで高めのご飯を与えていたけど何の前触れもなく、
「数年間ずっと魚味のドライフードばかり食べていたのに、急にそっぽを向かれてしまった」
という経験はありませんか?
飼い主としては戸惑ってしまいますよね。
気に入らないご飯ばかりの中で美味しいおやつを出されたら、そっちに食いついてしまうのは仕方ないでしょう。
なのでちゅーるはしばらく控えてもらうことで、空腹感を促しドライフードに向き合ってもらいましょう。
空腹のなかで食べるご飯の味を覚えてもらうことで、ドライフードにも関心を持ってくれるはずです。
老猫であればウェットフードを与えるのも有効ですよ!
ちゅーるをあげるすぎるとやばいことになる
さきほどは”ちゅーる以外のものを食べない”ということでその対策をご紹介しました。
ですが他にも中毒性が高いことがわかったんです。
必要な栄養分をとれなくなる
ちゅーるの一日に与えていい量はメーカーからも設定されており、「与える量は一日4本まで」とパッケージ裏にも説明書きがされています。
ですが猫にとってそんなものは知ったことではありません。
ちゅーるしか食べなくなってしまったらそれこそ4本では足りませんよね。
そもそもちゅーるばかり与えていては必要な栄養を摂取することができません。
ちゅーるはあくまで「おやつ」なんです。
人間だっておやつばかり食べていたら、身体に悪影響を及ぼしてしまいますよね。
猫も同様におやつばかり摂取していたら病気になってしまうんです。
個人的に思うところなのですが、一日4本は多すぎると思うんです。
食べられない事情があるとかなら仕方がないと思います。
ですが特に事情もなく「好きだから」という理由で与えるなら、一日1本ぐらいが妥当だと感じますね…。
飽きて老後に食べなくなる可能性がある
20歳猫を飼っていた身から言わせていただきます。
老猫にちゅーるは非常に重宝します。
ですが小さい頃から頻繁に与えすぎて、年を取ってから飽きて食べなくなってしまうことがあるんですよね。
そのためにも毎日二本も三本も与えるのは危険です。
老猫は食事の面でも気にすることが多く、
- 食事を食べやすくする工夫
- 薬をどうやってうまく与えるか
などを考えていかなければいけません。
この時に役立ったのが「ちゃおちゅ~る」だったんです。
我が家の猫も歳を取ってから病院に行くことが増えてきて、病気を患ったりもしていました。
猫の病気としてよくある腎不全にもかかりました。
そして数年間、食事と一緒に毎日薬を与えてもいましたね…。
ウェットフードに混ぜても薬の匂いを察知して食べないことも多かったです。
ですがちゅーるはその匂いさえも消してくれていました。
この薬を与え始めた時点で、我が家の猫はまぐろ味やかつお味に飽きている猫となっていました。
小さい頃からアイムスの魚味ばかり与えていたせいなのだと思います。
そして与えていた薬もちょっと魚臭い匂いがしていて、人間からもはっきりわかるほどの匂いでした。
そんな人間からもわかる匂いなので、猫がわからないはずがありません。
なのでその匂いを隠すためにもちゅーるに混ぜて与えていました。
結果としては、ウェットフードと併用してはいましたが薬を与え続けることができました!
もともとちゅーるは一日1本ぐらいしか与えていなかったのもあるのでしょう。
これがもし、一日4本も5本も与えていたら逆に匂いを探知して薬を与えられなかったかもしれません。
老後は必然的に薬を与える機会も増えてきます。
そういった時のためにも、ちゅーるは老後の楽しみにも残しておくことは重要です。
なお余談ですが、ちゅーるに夢中になっていた頃はちゅーるを探して棚を漁ったりして大惨事でした。
袋に入れてテーブルに置いておいたら、そのまま袋を食い敗れられたこともあります。
もはやパッケージから美味しい物を覚えてしまう猫とはおそろしや…。
猫がチュールしか食べない時の対処法についてまとめ
ここでは猫のちゅーるについて、
- ちゅーるしか食べない時は他の餌に混ぜて馴染ませたり、しばらくちゅーる断ちをさせて強引に他の餌を与える
- あげすぎてしまうと、健康被害を受けたり薬を与える時に役立たなかったりする可能性がある
ということをご紹介しました。
猫がちゅーるを開け口からちまちま食べる姿は本当に可愛らしいです。
ついつい甘やかしていっぱい与えたくなってしまいますよね…。
ですが普通の食事としてはあまりに栄養が足りていないんです。
ちゃんとしたご飯の合間に与えるおやつとして認識させていきましょう!
ちゅーるについてはこちらで解析しています!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
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