猫が今何を考えているのか知りたい!
そんなことを考えたことはありませんか?
日常のしぐさや鳴き声からもちょっとした感情が読み取れます。
機嫌が悪かったりすると威嚇してくるなど、わかりやすいものもあります。
でも細かい感情まではなかなか読み取りづらいですよね~。
今何を考えているの?
どんな気分なの?
と気になってしまいます。
猫は非常に気分屋なので、少しでも感情を読み取って気分よく過ごしてほしいですよね!
ここでは、
- 猫の尻尾からわかる感情の読み取り方
- 感情を読み取ったあとの注意点
をお伝えしていきます。
尻尾からわかる感情
尻尾が垂れ下がっている
冷静だったり平常心を保っている状態を示します。
普段は垂れ下がってぶらんとしていることが多いですね!
もちろん地面につかない程度に先っぽが浮いていることもありますね。
こういう状態の猫の頭を撫でようとするとスルーされたり、寄ってきたり様々です。
こればかりは猫の気分次第なので、遊ぶようならいっぱい遊ばせてあげましょう!
うちの猫は短い尻尾なのですが、確かに普段は不動の状態で尻尾が下がってます。
座りながら尻尾を小さく揺らしている
何かに興味や関心がある状態です。
窓の外を見ながら座り込んでいる猫を見たことはありませんか?
そういう時に座り込んで尻尾を小さく揺らして、外の景色を眺めています。
外で動いている車や鳥を興味深そうに目で追う姿が見られます。
家猫にとっては特に外の世界は気になるんでしょう。
丸い背中と小さく揺れる尻尾が何とも可愛らしいです!
鳥に威嚇して「カカカッ」といっている場面もあります。。。
そのままうっかり昼寝してしまう、なんてこともありますね(笑)
左右に早く大きく振り回す
何かにイライラしている状態です。
不意に触られたりすると尻尾が激しくブンブンと動いていることがあります。
特にお腹や尻尾は触られるのを嫌う猫が多いので注意してください。
大声で叱られたり、怒られたりした時もこういう状態になります。
因みに短い尻尾でこの状態になると激しく回転してちょっと面白いことになります(笑)
イライラさせてしまうのはダメだけどくるんくるんして可愛いんですよね~。
尻尾の毛を逆立てて膨らませる
怒りや驚きの感情を表します。
特に何か驚いた時にはこの状態がよく見られます。
驚かされた時、飛び上がって背中を丸めて毛を逆立てて尻尾も膨らんで。。。
目をまん丸くして耳を伏せて尻尾や毛を逆立てる猫の姿、こちらもびっくりしてしまいますよね。
長い尻尾だとまるで猫じゃらしのようにふわっふわになるんですよね~。
短い尻尾だとたわしのようになって狸みたいに見えてしまうんです(笑)
因みに威嚇行動にも近いことも多いです。
心配して手を出そうとすると引っかかれたりしてしまいますのでご注意ください。。。
真上に立てて近づいてくる
機嫌がよく「撫でてもいいよ!」のサインですね。
猫って不審に思うものには関心は持つけど近付くようなことはしません。
自分から足元にすり寄ってきたりした時、尻尾を立てていたりはしませんか?
我が家はテーブルで食卓を囲んでいる時にびっくりさせられたことがあります。
毎日、椅子に座っている家族みんなの足元を尻尾を立てて歩いていました。
これが不意打ちすぎてくすぐったいのなんのって。。。
食事時を狙っていたので、「おすそ分けを待ってるのかな?」と思ってました(笑)
実際おすそ分けをもらえていた時もあったので狙い通りではありますね!
真上に立てて先端だけを曲げている
構ってほしい時の表現です。
猫っていつ構ってもいいのか、迷ってしまうことありますよね。
構いたくて触ったら嫌がられてしまった…なんてしょっちゅうです。
そういう時に尻尾をよく見てみてください。
真上に立っていたらプラスの感情を持っていることがわかります!
立っているだけでも機嫌がいいですし、尻尾の先が曲がっていれば構ってほしいの合図です。
猫は本当に気分屋で構ってほしい時もそうでない時も気まぐれなんです。
せっかく「構ってほしい!」と思ってくれているのに、構わないのはもったいないですよね~。
こういうサインも見逃さずにいれば交流を深められますよね!
真上に立てたまま細かく震わせる
嬉しい時の表現です。
機嫌が良かったり構ってほしい時に撫でてあげたり構ったりした時、尻尾が震えることがありませんか?
最初痙攣してるのかな、ってちょっと心配してしまったことがあります(笑)
嬉しい時には、尻尾は立てたまま痙攣のように震わせることがあります。
喉をゴロゴロ慣らしながら気持ちよさそうに目を細めたりするのも、喜びの表現です。
相当気持ちいい時はうっとりとした表情で尻尾を震わせていますよ!
気持ちよくなったついでに手を甘噛みしてくることもありますね~。
嬉しそうな様子であれば、いっぱい構って遊んで満足させてあげましょう!
尻尾を足の間に入れる
何かに恐怖を感じている時の表現です。
身を縮めてあとずさりのような恰好で尻尾を足の間に入れている姿、見たことはありませんか?
これ、短い尻尾だとあまり見られないんですよね。
たぶん猫本人は足の間に入れてるつもりなんだとは思うんですが。。。
短すぎてくっつけてるだけなのか、足の間に入れたいのかわからないんです。
そこも短い尻尾の可愛いところではあるのですが(笑)
こういう時も不用意に触らないようにしてくださいね!
警戒心が高まって噛まれたりする可能性もあります。
尻尾が身体にくっついてる状態は特に気を付けましょう。
周囲を警戒している状態なので、ちょっとした音にも反応します。
尻尾から感情を読み取れた後の注意点
驚いたり怒っている時に触ろうとしたら?
構ってほしい時に構われなかったら?
人間でも周りを警戒している時に急に声を掛けられたら驚いてしまいます。
子供は構ってほしい時に構われないと泣いてしまいます。
猫も同じです。
怒っている時に宥めようとして手を出したら、力加減をせずに噛まれるかもしれません。
なので尻尾を膨らませたり足の間に入れている時はよく観察してあげてください。
何かに対して警戒していればストレスに繋がるんです。。。
そのストレスを取り除けるようなら取り除いてあげてください。
構ってほしそうに尻尾を立てたりしていたら遊んであげてください。
そういう風に近づいてきてくれるということは、向こうも気を許してくれている証拠です。
いっぱい遊んで信頼を深めていきましょう!
まとめ
ここでは
- 尻尾の状態から見るたくさんの猫の感情
- 感情を読んだ後の注意点
を載せていきました。
皆さんの家の猫も少しでも感情を読み取っていきましょう!
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